国内学会発表・講演

国内学会での発表・講演をご紹介します。

2021年02月12日 国内学会発表・講演

第44回 日本眼科手術学会 一般講演

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「眼瞼下垂術後の惹起角膜乱視」

林 憲吾

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眼瞼下垂手術後に角膜の乱視が変化する症例があります。

どのような症例にどのような変化が起こるのか

当院のデータを発表いたしました。

結論として、軽度な眼瞼下垂は、前転する挙筋のボリュームは少ないため、ほぼ乱視は変化ありません。

重度な眼瞼下垂の場合、大量に前転する挙筋のボリュームにより、眼球上方が圧迫され、直乱視化する傾向があることがわかりました。

2021年02月12日 国内学会発表・講演

第44回 日本眼科手術学会 教育セミナー

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 教育セミナー 眼瞼手術

「眼瞼内反・睫毛乱生」

林 憲吾

6 2021 手術学会 教育セミナー 内反 2020.9.22 18分

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今年の眼科手術学会は、臨床眼科学会と同様にWEB開催となりましたので

音声付きのスライドをオンデマンドで視聴するシステムとなりました。

逆さまつげにも様々なパターンがありますが

今回は、加齢による下まぶたのゆるみによっておこる内反症について解説いたしました。

通常、縦方向と横方向のゆるみを確認して、治療方法を検討いたします。

皮膚を切る手術が多く施行されておりますが、手術時間と侵襲が大きいことが問題点です。

当院では、加齢による逆さまつげは、まず埋没法を第一選択としています。

過去の800例の下眼瞼埋没法の経験(2021年1月の時点)から、どのように埋没法を使い分けるのか

また、埋没法のみでは、矯正不足な場合の追加手術について解説いたしました。

 

2020年11月11日 国内学会発表・講演

第74回 日本臨床眼科学会

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 インストラクションコース 眼形成の基本

「挙筋腱膜前転法、ミュラータッキング」 林憲吾

今年の臨床眼科学会はWEB開催となりましたので

発表スライドには、すべて音声付きで登録し、

学会に参加登録した眼科医がオンラインで自由に視聴できるシステムとなりました。

今回は、眼瞼下垂に対する2つの術式について、解説いたしました。

2020 臨眼 インスト 眼瞼下垂 林 9.131

2020 臨眼 インスト 眼瞼下垂 林 9.132

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コメント

挙筋腱膜前転法は、腱膜を伸びやすいように端に切れ目を入れないと、腱膜は硬くて伸縮性がないため、術後に閉瞼不全が起きやすいという特徴があります。

現在の当院の術式として、軽度の症例に挙筋腱膜前転法、中等度にミュラータッキング、重度にミュラータッキング+挙筋腱膜前転法、という3段階の術式を症例に応じて選択しております。

5年前は挙筋腱膜前転法を主体に施行してまいりましたが、現在はミュラータッキング+挙筋腱膜前転法という組み合わせ術式を主体にしております。

2020年02月14日 国内学会発表・講演

第6回 ESG(外眼部手術勉強会) 横浜

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「緑内障点眼使用症例における眼瞼下垂術後の角膜上皮障害」

林 憲吾

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コメント

一般的に眼瞼下垂手術後、1か月程度は瞬目(まばたき)が浅くなり、ドライアイとなる傾向があります。

特に緑内障点眼を多剤使用中の患者さんは、ドライアイが一時的に悪化することが多くみられます。

そのような場合の対応として、防腐剤が入っていない緑内障点眼薬、防腐剤が入っていないドライアイ点眼薬など術前後に使用する点眼に工夫が必要となります。

2020年01月25日 国内学会発表・講演

第43回 日本眼科手術学会 東京

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インストラクションコース「眼瞼下垂症手術 ~オーダーメイドを目指して~」

「ミュラー筋タッキング+挙筋腱膜前転法」

林 憲吾

IMG_0796 図1

今回の学会での眼瞼下垂についてのインストラクションコースの構成は

①挙筋腱膜前転法(原法、後面から前転する変法)

②ミュラー筋タッキング

③経結膜ミュラー筋短縮術(通糸法)

④ミュラー筋タッキング+挙筋腱膜前転法

⑤拳筋短縮術

上記の5つの術式について、5名の演者が解説しました。

 スライド1 スライド2

 スライド3 スライド4

 

コメント

私からは「ミュラー筋タッキング+挙筋腱膜前転法」について、手術動画を含めて解説させて頂きました。

当院では、30~40代の若年者の非常に軽度な眼瞼下垂には挙筋腱膜前転法を施行しますが、

中等度以上の眼瞼下垂には、まずミュラー筋タッキングを2点施行し、術中に挙筋腱膜前転を1点追加するかを検討します。

重度な症例は、この術式が非常に有用です。

2020年01月13日 国内学会発表・講演

第52回 神奈川県眼科臨床談話会 川崎

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「笑気麻酔を使用した涙管チューブ挿入術」 

林 憲吾

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川崎駅前で開催されました神奈川眼科臨床談話会にて

一般演題として、笑気麻酔の効果について発表させて頂きました。

笑気麻酔のメリットは、術中の痛みを抑えることは当然ですが、

手術前の数分前から笑気麻酔を吸入することで、

緊張が和らぎ、一時的な血圧上昇が解消すること

局所麻酔の注射の痛みが減ること

このメリットが大きいと感じます。

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