国内学会発表・講演

国内学会での発表・講演をご紹介します。

2019年11月10日 国内学会発表・講演

第34回 眼窩疾患シンポジウム 新潟

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「涙管チューブ挿入術における笑気麻酔の鎮痛効果」

林 憲吾

 

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図1

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当院では2019年春から笑気麻酔を導入いたしました。

涙道閉塞の治療として、第一選択となる涙管チューブ挿入は、局所麻酔は行いますが、

鼻涙管の深部には麻酔が効きにくいため、鼻涙管の強度な閉塞の場合、ある程度痛みを伴います。

そこで、当院で笑気麻酔導入前後の215例を調査したところ、

笑気麻酔を使用すると、鼻涙管の強度な閉塞でも、著明に痛みが軽減することがわかりました。

2019年10月30日 国内学会発表・講演

第73回 臨床眼科学会 京都

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インストラクションコース

眼形成の基本 2019 特集 眼瞼下垂症手術

「眼瞼皮膚切除」 林 憲吾

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 眼瞼下垂の手術を特集したインストラクションコースで

眼瞼の余剰皮膚切除について解説させて頂きました。

眼瞼皮膚弛緩(まぶたのたるみ)に対する皮膚切除には、以下の2つの方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

①瞼縁皮膚切除(上眼瞼形成術):メリットとして、希望の二重の高さで重瞼線を作成できる。眼窩脂肪も切除でき、必要に応じて挙筋前転も同時に施行できる。デメリットとして、厚い皮膚の方は、厚ぼったい人工的な二重になる。

②眉毛下皮膚切除(上眼瞼リフト):メリットとして、厚い皮膚を切除できるため、自然な仕上がりになる。デメリットとして、一重の方は、術後も一重のまま。眼窩脂肪切除や挙筋前転は併施できない。

上記の2つの術式の具体的なデザインや手術動画を解説いたしました。

2019年07月07日 国内学会発表・講演

第8回 日本涙液・涙道学会  京都 

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「涙丘・半月襞の耳側偏位に対する涙湖形成術」

林 憲吾

 

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涙目の原因が、涙道閉塞ではなく、結膜の弛緩である場合があります。

結膜弛緩に対する治療で、改善する場合が多いのですが

単純な結膜のみの弛緩ではなく、目頭の涙丘・半月ひだと呼ばれる部分が突出して、

涙の流れをブロックするパターンの方もいらっしゃいます。

そのような症例に対する涙丘・半月ひだ切除の効果について発表しました。

2019年02月16日 国内学会発表・講演

第30回 日本眼瞼義眼床手術学会 大坂

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 シンポジウム 「挙筋腱膜前転法とミュラー筋タッキングの比較」

林 憲吾

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硬い挙筋腱膜を前転する挙筋腱膜前転

やわらかいミュラー筋(上流は挙筋の下枝)をたぐりよせるミューラー筋タッキング

この2つの術式のそれぞれのメリットデメリットを解説いたしました。

2019年02月04日 国内学会発表・講演

第42回 眼科手術学会 横浜

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「挙筋腱膜前転法とミューラー筋タッキングを併施した眼瞼下垂症例の術後成績」

林 憲吾

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当院では、中等度以上の眼瞼下垂に対して、ミュラー筋タッキングを第一選択としておりますが

ミューラー筋タッキングのみでは、開瞼不足な場合があります。

その場合、挙筋腱膜とミュラー筋を同時に前転する挙筋短縮術へ切り替えることを考えますが

挙筋短縮術を施行するためには、ミュラー筋と瞼結膜を剥離し、さらに眼窩隔膜を切開する必要があります。

そのため、侵襲の大きい手術となります。

この点を補うために、挙筋腱膜を後面から前転固定を追加する方法を当院では施行しております。

この2つの術式を組み合わせた症例の割合と術後の経過について報告しました。

2018年11月22日 国内学会発表・講演

第18回 東京歯科大学眼科 イブニングセミナー 市川

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「日常診療でみかける眼瞼・涙道疾患に対する日帰り手術」

林 憲吾

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市川の東京歯科大学の眼科イブニングセミナーで、講演させて頂きました。

当院では、まぶたと涙目で受診される患者様が多いため、

①眼瞼下垂、②内反症、③結膜弛緩、④涙道閉塞

について、日帰り手術の動画を中心に解説いたしました。

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