2015年02月01日 国内学会発表・講演
第38回 日本眼科手術学会
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インストラクションコース
各手術機器における眼瞼下垂手術vol.7
~ターゲットは挙筋腱膜?ミュラー筋?~
上眼瞼の解剖、挙筋腱膜タッキング、挙筋腱膜前転法など
林 憲吾
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眼瞼下垂の手術には、ターゲットとなる筋群の部位によって、いくつか術式が分けられます。
①挙筋腱膜、②ミュラー筋、③挙筋腱膜+ミュラー筋
今回の講演では、簡単な上眼瞼の構造を説明し、手術については、①挙筋腱膜のタッキング、②挙筋腱膜前転法、③私が行っている腱膜タッキングの工夫点、④挙筋腱膜で挙がらない場合、手術中に挙筋短縮術(挙筋腱膜とミュラー筋の両方)への切り替え、について手術動画と模式図をあわせて、解説しました。
2014年12月01日 その他の活動
朝日新聞
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体とこころの通信簿
逆さまつ毛
林 憲吾
コメント
朝日新聞の健康面に逆さまつげの種類や病態、およびその手術治療について、取材を受け、記事が掲載されました。特に、加齢による逆さまつげ(眼瞼内反)について、埋没法と切開法について、説明しています。
2014年11月13日 国内学会発表・講演
第68回 日本臨床眼科学会
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インストラクションコース
眼形成の基本 vol.12
Baggy eyelid
~経結膜 or 経皮アプローチ、脂肪切除or 脂肪移動~
林 憲吾
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眼の周りの脂肪(眼窩脂肪)を納める膜状の組織(眼窩隔膜)が加齢と伴にゆるみ、眼窩脂肪が脱出することを眼窩脂肪ヘルニア(脂肪脱)と言います。眼球側に脱出した場合、結膜下脂肪脱といい、白目の部分に黄色の脂肪がみえる状態で、眼科でよく手術する疾患です。一方、眼瞼の表面側に向かって脱出した場合、眼瞼脂肪脱(baggy eyelid)といい、特に下まぶたがプクッと膨れた状態で、美容形成外科で手術することの多い疾患です。今回のインストラクションでは、この眼瞼脂肪脱の術式について、4パターンを動画で供覧し、その術前後について、解説しました。
2014年10月29日 筆頭英語論文
International Ophthalmology
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Clinicopathologic Study of Three Cases of Infantile Fibromatosis of Orbit.
Hayashi K, Katori N, Otsuki Y, Ohno-Matsui K.
Int Ophthalmol. 34:1097-1106,2014.
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複数の外眼筋を巻き込む眼窩の線維化腫瘤を来した女児3例を報告しました。線維性腫瘤の牽引により眼球運動障害と眼瞼後退を来たし、病理検査の結果、世界的にも報告の少ない眼窩原発の若年性線維腫症のデスモイド型乳児線維腫症と診断しました。3例の共通する特徴と術後経過の詳細を報告しました。
2014年10月25日 執筆著書
超アトラス 眼瞼手術 ―眼科・形成外科の考えるポイント-
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下眼瞼の睫毛内反:若年者における埋没法 p64~71
眼瞼下垂:若年者に対する人工素材による吊り上げ術 p179~187
林 憲吾
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- ①先天性の睫毛内反に対する埋没法について解説しています。軽度の内反症には埋没法でも長期的に再発はなく、良好な経過の症例もありますが、中等度以上の内反症には、埋没法では再発することが多いこと説明しています。
- ②先天性の重度の眼瞼下垂に対する人工素材を使用した前頭筋吊り上げ術について解説しています。糸により一時的な吊り上げ、ゴアテックスシートあるいはシリコンバンドを使用した永続的な吊り上げについて紹介しています。
2014年08月25日 執筆著書
TNM 悪性腫瘍分類 カラーアトラス
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第7編 眼の腫瘍原発部位
56章 眼瞼、付属器、結膜 p672~681
59章 眼窩肉腫、リンパ腫、涙腺癌 p704~717
林 憲吾
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全身の悪性腫瘍の進行分類を解説した英文医学書を和訳した本です。私は、眼瞼や結膜、眼窩に原発する悪性腫瘍の進行分類の和訳を担当しました。具体的な疾患名として、眼瞼の基底細胞癌や眼窩の悪性リンパ腫などを解説しています。