2010年11月12日の院外活動

2010年11月12日 国内学会発表・講演

第64回 日本臨床眼科学会

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退行性下眼瞼内反症に対する水平方向の広範囲な埋没法の治療成績

林 憲吾・大野京子・森山無価・林 和歌子・ 望月 學

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退行性下眼瞼内反症(いわゆる老人性の下まぶたの逆さまつげ)は、垂直方向と水平方向の弛緩(ゆるみ)が原因と言われています。治療法として、従来の埋没縫合法は数か所、垂直方向のみ矯正するもので、再発率が比較的高いとされています。そこで、垂直方向と水平方向を短縮するように広範囲に通糸する新しい埋没法(Wide everting suture)を考案し、その41例の成績を検討したところ、再発率も少なく(1年で約7%)、簡便で有用な術式であることを報告いたしました。

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