最新の院外活動

2017年09月02日 国内学会発表・講演

鹿児島 眼形成 勉強会

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特別講演 

「逆さまつげと涙目の手術パターン」

林 憲吾

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図1

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鹿児島で講演させて頂く機会を頂きました。

今回は、加齢による逆さまつげに対する2種類の埋没法と

涙道治療(新しいレーザー涙嚢鼻腔吻合術)などについて解説させて頂きました。

 

2017年06月09日 国内学会発表・講演

第10回 神奈川歯科大横浜眼科診々連携の会

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「眼瞼手術 ~下垂と内反の手術パターン~」

林 憲吾

2017  神奈川歯科大 眼瞼下垂 2017.5.31 2017  神奈川歯科大 眼瞼下垂 2017.5.312

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神奈川歯科大学附属横浜クリニック眼科の連携会で、眼瞼手術について、講演させて頂く機会を頂きました。

今回は、眼瞼下垂の手術として、挙筋腱膜前転とミュラー筋タッキングの具体的な手術動画を含めて、両者の比較について解説いたしました。また、逆さまつげの中でも加齢によっておこる眼瞼内反に対する手術として、2種類の埋没法についても、解説いたしました。

2017年06月03日 国内学会発表・講演

第5回 日本眼形成再建外科学会

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「経涙小管レーザー涙嚢鼻腔吻合術(レーザーDCR)の短期治療成績」

林 憲吾

レーザーDCR 眼形成学会 2017.4.12

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涙道閉塞による流涙は、まず涙道内視鏡で閉塞部位を確認して、涙管チューブを挿入することが第一選択です。この涙管チューブで完治する症例は、長期的にみると約7~8割という印象です。

特に強度な鼻涙管の場合、涙管チューブ挿入後に再閉塞することがあります。そのような場合、次の一手として、涙嚢鼻腔吻合術(DCR)が必要となります。

DCRにもいくつか方法があります。当院の方針として、成功率の高いDCR鼻内法(全身麻酔)と低侵襲なレーザーDCR(局所麻酔)のどちらかを患者様に選択して頂いております。全身麻酔でのDCR鼻内法は、再閉塞することは非常にまれです。レーザーDCRは、作成できる吻合孔が小さいため、再閉塞の可能性があります。今回、当院での術後1年の手術成績を発表しました。過去の既報と同様にレーザーDCRの成功率は長期的にみるとおよそ70%くらいになると思われます。

 

2017年05月20日 国内学会発表・講演

眼形成涙道研究会 第4回オパールの会

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「眼瞼下垂症の術後合併症の対策」

林 憲吾

2 2017 オパール 2017.4.29.1

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眼瞼下垂に対する手術は、挙筋腱膜を動かすか、ミュラー筋を動かすか、その両方を動かすか、という3つに大きくわかれます。

その術式も長所・短所があり、軽度から重度までオールマイティな術式というものはなく、症例に応じて、最適な術式を選択することが好ましいと思われます。

今回の講演では、当院で主に行っている挙筋腱膜前転法、ミュラー筋タッキングの長所・短所を手術動画と術前後の経過を提示しました。

また、眼瞼下垂の手術後に起こりうる合併症として、最も多いものは、左右差だと思います。術中の定量で、左右差ができるだけなくなるように挙筋の固定位置を調整します。術直後には左右差が全くなくても、1週間後の抜糸の時に、左右差が出ていることがあります。当院で行う手術は、整容目的の自費診療の美容整形の手術ではなく、健康保険が適応となる眼瞼下垂に対する手術のため、1mm未満のわずかな左右差を整容目的のみで再手術することはありませんが、1週間後の抜糸時に開瞼幅の左右差が明らかな場合、軽減する2週間目に再度拝見します。明らかな左右差が残存している場合、前転した挙筋を短時間で再調整する処置を検討します。

今回の講演の主題が、合併症対策ということでしたので、各術式の再調整について、手術動画と術前後を解説いたしました。

 

2017年02月15日 国内学会発表・講演

Alcon ウェブ カンファレンス

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 「加齢による眼瞼の変化」

林 憲吾

2017 アルコン 眼形成 涙道 2017.2.14 IMG_6358

 

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日本アルコンが主催するインターネットで全国に生放送するウェブ カンファレンスで「加齢による眼瞼の変化」というテーマで、1時間講演する機会を頂きました。

(全国で200名くらいの眼科医が同時に視聴しているということで大変緊張しました。)

まぶたの下がり(眼瞼下垂)、逆さまつげ(眼瞼内反)、下まぶたのふくらみ(Baggy eyelid)の3つの加齢性変化について、10種類の手術動画の解説を中心にお話ししました。

今回は、特に眼瞼の手術をこれから始めるという先生に、最初の一歩となる術式として、眼瞼下垂症手術の挙筋腱膜タッキングやミュラー筋タッキング、眼瞼内反症手術の垂直方向の埋没法と水平方向の埋没法などを解説いたしました。

2017年02月04日 国内学会発表・講演

第28回 眼瞼義眼床手術学会

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「眼瞼下垂症術後の抗生剤眼軟膏の薬剤性アレルギーによる眼瞼炎が疑われる一例」

林 憲吾

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まぶたは血流が豊富なため、術後に細菌感染をおこすことは、非常にまれといわれています。免疫力が下がっている状態や特殊な菌(MRSAなど)に接触する機会が多い職業などの特別な患者さん以外では、通常の眼瞼の手術で細菌感染で化膿することは、ほぼありません。

今回、職業上、特殊な細菌に接触する機会のある患者さんで術後にまぶたが腫れ、感染を疑いましたが、抗生剤(マクロライド系)によるアレルギー反応による接触性皮膚炎であった症例を提示しました。

どの薬剤でもアレルギー反応を起こす可能性は常にあり、感染かアレルギーか見極める重要性を再認識する一例の症例報告をしました。

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