お知らせ
2016年11月06日
院長コラムに執筆著書「眼科臨床エキスパート 眼形成手術」を追加しました。
「Baggy eyelid」
Baggy eyelid とは、いわゆる「下まぶたのたるみによるふくらみ」を意味します。
眼の周りには眼窩脂肪と呼ばれる脂肪の塊がありますが、この脂肪を抑える薄い透明な膜(眼窩隔膜)が、加齢によって薄く弱くなり、40歳代くらいから徐々に下まぶたにふくらみが現れてきます。
軽度のbaggy eyelidは、視機能に異常をきたすものではありませんので、整容的に改善を希望される場合は、健康保険適用の手術ではなく、自費の美容外科による手術となります。
重度のbaggy eyelidで、まぶたのふくらみにより、メガネのレンズに下まぶたが触れてしまう場合や視野障害となる場合、視機能の改善のために手術を検討することがあります。
手術は、下まぶたの皮膚から切開する方法(経皮アプローチ)とまぶたの裏の粘膜から切開する方法(経結膜アプローチ)があります。
各術式の手順と術中写真および術前後の例を含めて解説しました。
詳しくは下記の院長コラムをご覧ください。