当院では患者さんの年齢や眼瞼下垂の進行度に応じて手術の術式を院長が選択し、手術を行います。下記に術式と手術の症例写真を具体的にご紹介します。
挙筋腱膜前転法
- 瞼板から腱膜を剥離して、さらに腱膜とミュラー筋の間を剥離します。
腱膜のみ前転して、瞼板に固定します。ミュラー筋は、前転せず、そのままの状態です。 - 比較的低侵襲ですが、重度の症例には対応できないことがあります。
▼術前・術後写真に通常必要とされる治療内容や詳細なご説明
項目 | 内容 |
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治療内容 | 眼瞼を切開して、眼瞼を挙上する筋肉を適度な位置に固定しなおすことで、上眼瞼を矯正します。皮膚の余りや脂肪が多い場合は同時に切除します。 |
治療期間・回数 | 約4回(初診時・手術日・抜糸日・手術から約2か月後) |
費用 | 両側で約50,000円(3割負担の場合) |
リスク・副作用 | 多少の出血は必ずあります。はれと内出血が生じますが、徐々に改善してきます。 |
ミュラー筋タッキング(ミュラータック法)
- 挙筋腱膜とミュラー筋の間を剥離します。ミュラー筋のみたぐりよせて瞼板に固定します。
- 硬い腱膜をはずして、軟らかい筋肉のみを利用して短縮するため、開瞼ラインが自然な形になりやすい特徴があります。
- 軽度から中等度までの症例に適応があり、重度の症例には対応できないことがあります。
▼術前・術後写真に通常必要とされる治療内容や詳細なご説明
項目 | 内容 |
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治療内容 | 眼瞼を切開して、眼瞼を挙上する筋肉を適度な位置に固定しなおすことで、上眼瞼を矯正します。皮膚の余りや脂肪が多い場合は同時に切除します。 |
治療期間・回数 | 約4回(初診時・手術日・抜糸日・手術から約2か月後) |
費用 | 両側で約50,000円(3割負担の場合) |
リスク・副作用 | 多少の出血は必ずあります。はれと内出血が生じますが、徐々に改善してきます。 |
ミュラー筋タッキング+挙筋腱膜前転法
- ミュラー筋タッキング(2点)をベースとして、挙筋腱膜の後面から1点前転を追加します。
- ミュラー筋タッキングの補強、再発予防にも有用です。
- 低侵襲、簡便、短時間で施行可能です。
- 過矯正、低矯正の際、腱膜固定の1点の再調整は比較的容易に施行可能です。
- 挙筋短縮術の代わりとなる簡易術式として有用です。
▼術前・術後写真に通常必要とされる治療内容や詳細なご説明
項目 | 内容 |
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治療内容 | 眼瞼を切開して、眼瞼を挙上する筋肉を適度な位置に固定しなおすことで、上眼瞼を矯正します。皮膚の余りや脂肪が多い場合は同時に切除します。 |
治療期間・回数 | 約4回(初診時・手術日・抜糸日・手術から約2か月後) |
費用 | 両側で約50,000円(3割負担の場合) |
リスク・副作用 | 多少の出血は必ずあります。はれと内出血が生じますが、徐々に改善してきます。 |
挙筋短縮術
- 挙筋腱膜とミュラー筋を結膜から剥離して、両者を一緒に瞼板に固定します。
- 挙筋群の脂肪変性が強い重度の下垂例に選択します。
- ミュラー筋を結膜から剥離するので、他の術式に比べ、若干時間を要し、侵襲性の高い術式です。
▼術前・術後写真に通常必要とされる治療内容や詳細なご説明
項目 | 内容 |
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治療内容 | 眼瞼を切開して、眼瞼を挙上する筋肉を適度な位置に固定しなおすことで、上眼瞼を矯正します。皮膚の余りや脂肪が多い場合は同時に切除します。 |
治療期間・回数 | 約4回(初診時・手術日・抜糸日・手術から約2か月後) |
費用 | 両側で約50,000円(3割負担の場合) |
リスク・副作用 | 多少の出血は必ずあります。はれと内出血が生じますが、徐々に改善してきます。 |
前頭筋吊り上げ術
- 挙筋機能がなく、挙筋短縮術が無効な例に選択します。
- 前頭筋(おでこの筋肉)とまぶたの瞼板を吊り上げ材料で連結します。
- 目を軽く開けた状態、眉毛を上げて大きく開けた状態、目を閉じた状態、それぞれを考慮して吊り上げ幅を固定します。