2011年10月09日 国内学会発表・講演
第65回日本臨床眼科学会
詳細情報
先天性眼瞼下垂症に対する糸を用いた前頭筋吊り上げ術の再発率と再発時期
林 憲吾・嘉鳥信忠・板倉秀記・上田幸典
コメント
先天性眼瞼下垂症に対する糸による前頭筋吊り上げ術は手術手技は簡便ですが、一般的に再発率が高く、効果は一時的なものとされています。しかし、その再発率や再発時期についての具体的な方向は少ないため、聖隷浜松病院眼形成眼窩外科のデータを調査しました。その結果、術後平均3年で約2/3の症例で下垂の再発がみられ、そのうちの再発時期は手術から平均2年後であることがわかりました。