2008年11月27日 執筆著書
続・解決!目と視覚の不定愁訴・不明愁訴
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病的近視 p98~99
林 憲吾
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近視に伴う眼底変化による自覚症状を解説しています。近視性脈絡膜新生血管からの出血による急な視力低下や中心の視野のゆがみなどを紹介しています。
2008年10月28日 国内学会発表・講演
第62回 日本臨床眼科学会
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近視性脈絡膜新生血管に対するBevacizumab硝子体注入の治療成績
林 憲吾・大野京子・吉田武史・島田典明・小島有里子・森山無価・黄 威翔・林 和歌子・所 敬・望月 學
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近視性脈絡膜新生血管にベバシズマブ(アバスチン)硝子体注射(IVB)26眼、光線力学療法(PDT)22眼、自然経過(無治療)66眼の1年後の視力を比較しました。その結果、IVBでは有意に改善、PDTでは視力維持、自然経過では有意に悪化することがわかりました。IVBの1年後、網膜の萎縮の頻度は、無治療の自然経過群と比較して同等であり、萎縮を助長している可能性は低いことを報告しました。
2008年06月28日 国際学会発表・講演
World Ophthalmology Congress 2008
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Intravitreal bevacizumab (Avastin) for Choroidal Neovascularization Secondary to Pathologic Myopia.
Kengo Hayashi, Kyoko Ohno-Matsui, Takeshi Yoshida, Noriaki Shimada, Wakako Hayashi,Takashi Tokoro, Manabu Mochizuki
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香港で開催されたWOC 国際眼科学会で、ベバシズマブ(アバスチン)硝子体注射(IVB)の1年後、視力は有意に改善していることを報告しました。
2008年03月29日 筆頭英語論文
American Journal of Ophthalmology
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Photodynamic therapy with verteporfin for choroidal neovascularization of pathologic myopia in Japanese patients: comparison with nontreated controls.
Hayashi K, Ohno-Matsui K, Teramukai S, Shimada N, Moriyama M, Hara W, Yoshida T, Tokoro T, Mochizuki M.
Am J Ophthalmol. 145:518-526, 2008 .
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近視脈絡膜新生血管に対して光線力学療法(PDT)を施行した群と、年齢と視力をマッチングした自然経過群(無治療群)とを比較して、1年後の視力がPDT群のほうが良好であったことを報告しました。