2008年10月28日 国内学会発表・講演
第62回 日本臨床眼科学会
詳細情報
近視性脈絡膜新生血管に対するBevacizumab硝子体注入の治療成績
林 憲吾・大野京子・吉田武史・島田典明・小島有里子・森山無価・黄 威翔・林 和歌子・所 敬・望月 學
コメント
近視性脈絡膜新生血管にベバシズマブ(アバスチン)硝子体注射(IVB)26眼、光線力学療法(PDT)22眼、自然経過(無治療)66眼の1年後の視力を比較しました。その結果、IVBでは有意に改善、PDTでは視力維持、自然経過では有意に悪化することがわかりました。IVBの1年後、網膜の萎縮の頻度は、無治療の自然経過群と比較して同等であり、萎縮を助長している可能性は低いことを報告しました。