2013年02月02日 国内学会発表・講演
第24回 眼瞼・義眼床手術研究会
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先天性上眼瞼欠損に対する再建術
林 憲吾、嘉鳥信忠、笠井健一郎、上笹貫太郎、小久保健一、太田優
コメント
先天性眼瞼欠損(congenital lid coloboma)の部位は上眼瞼の内側が最も多く、単純型眼瞼欠損の他に、Goldenhar症候群などの全身異常の一部としても知られています。手術方法として、単純縫縮や種々の皮弁が報告されています。眼瞼1/2程度の欠損の場合、後葉は外眥上脚を切離し、前葉はVY前進皮弁を併用した上で端々縫縮する方法は、瞼縁動脈を温存する点で有用であることを報告しました。