2020年08月15日 執筆著書
「超入門」眼科手術基本手技51 2020年
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下まぶたの逆さまつげには、
主に若年者の先天性の睫毛内反と高齢者の加齢性の眼瞼内反があります。
若年者の先天正の下睫毛内反は、基本的に切開法で治療します。
ただし、極軽度な目頭(鼻側)の逆さまつげの場合は、
1点のみ埋没法を施行することで治療可能です。
一方、高齢者の加齢性下眼瞼内反は、縦(垂直)方向と横(水平)方向のゆるみ(弛緩)が原因で内側にひっくり返るものです。
治療法としてそのゆるみを解消する必要があります。
当院では、加齢によるゆるみの状態から2つの埋没法を選択しております。
今回は、この2つの埋没法について、手術手技を解説いたしました。