2023年07月09日 国内学会発表・講演
第11回 日本涙液涙道学会(大阪)
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涙道閉塞に一般的に施行されている涙管チューブ挿入について、
これまで数多くの論文が発表されており、
また現在でも各施設で様々な工夫がなれてています。
今回、当院で施行しております涙管チューブ挿入について
その一連の流れ、術後成績、方針について報告いたしました。
涙嚢炎がある症例、鼻涙管の広範囲の閉塞がある場合
チューブでの治癒率が有意に低くなること
当院の成績と既報と一致しておりました。
そのため、そのような症例は、根治にはDCRが推奨されます。
当院では、笑気麻酔を併用し、痛みを軽減し、
できるたけ短時間でチューブ挿入を済ませる方針にしております。