2009

2009年12月04日 国内学会発表・講演

第48回 日本網膜硝子体学会

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近視性脈絡膜新生血管に対する光線力学療法の長期治療成績

林 憲吾 ・大野京子 ・島田典明・小島有里子 ・森山無価・林 和歌子・所 敬  ・ 望月 學

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近視性脈絡膜新生血管(CNV)に対して2回以上の光線力学療法(PDT)を施行した症例には萎縮が発生しやすいことを報告しました。

2009年10月28日 国内学会発表・講演

第63回 日本臨床眼科学会

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近視性眼底病変の長期進行パターンの解明

林 憲吾 ・大野京子・島田典明 ・安澄健次郎・小島   有里子・森山無価 ・林 和歌子・所 敬 ・望月 學

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東京医科歯科大学眼科の強度近視外来で5年以上、経過観察可能であった強度近視の429名806眼のデータから各病変から進行がみられた頻度、各進行パターン、視力予後について検討しました。その結果、平均経過観察期間13年で、40%の症例で何らかの眼底進行がみられました。強度近視の最初の眼底所見である紋理眼底から病変が進行する割合は少ないのですが、びまん性萎縮や限局性萎縮など何らかの病変があると、その後は加速的に病変が進行することがわかりました。さらに、後部ぶどう腫という眼球の変化があると、有意に病変進行することがわかりました。

2009年09月29日 筆頭英語論文

American Journal of Ophthalmology

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Comparison of Visual Outcome and Regression Pattern of Myopic Choroidal Neovascularization After Intravitreal Bevacizumab or After Photodynamic Therapy.

Hayashi K, Ohno-Matsui K, Teramukai S, Shimada N, Moriyama M, Hayashi W, Yoshida T, Tokoro T, Mochizuki M.

Am J Ophthalmol. 148:396-408, 2009.

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近視性脈絡膜新生血管にベバシズマブ(アバスチン)硝子体注射(IVB)26眼、光線力学療法(PDT)36眼、自然経過(無治療)74眼の1年後の成績を比較しました。その結果、1年後の視力はIVB群が、PDT群や自然経過群に比べて有意に良好であることがわかりました。1年後、網膜の萎縮の頻度や面積は、PDT群が有意に高率で広範囲であることがわかりました。

2009年03月29日 筆頭英語論文

Graefe’s Archive for Clinical and Experimental Ophthalmology

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Intravitreal bevacizumab on myopic choroidal neovascularization that was refractory to or had recurred after photodynamic therapy.

Hayashi K, Ohno-Matsui K, Shimada N, Moriyama M, Hara W, Yoshida T, Tokoro T, Mochizuki M.

Graefes Arch Clin Exp Ophthalmol. 247:609-618, 2009.

コメント

近視性脈絡膜新生血管に光線力学療法(PDT)を施行した後、再発あるいは効果がなかった症例に対して、ベバシズマブ(アバスチン)硝子体注射(IVB)を施行し、IVBのほうがより治療効果があることを報告しました。

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