2019年 10月

2019年10月30日 国内学会発表・講演

第73回 臨床眼科学会 京都

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インストラクションコース

眼形成の基本 2019 特集 眼瞼下垂症手術

「眼瞼皮膚切除」 林 憲吾

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 眼瞼下垂の手術を特集したインストラクションコースで

眼瞼の余剰皮膚切除について解説させて頂きました。

眼瞼皮膚弛緩(まぶたのたるみ)に対する皮膚切除には、以下の2つの方法があり、それぞれメリット・デメリットがあります。

①瞼縁皮膚切除(上眼瞼形成術):メリットとして、希望の二重の高さで重瞼線を作成できる。眼窩脂肪も切除でき、必要に応じて挙筋前転も同時に施行できる。デメリットとして、厚い皮膚の方は、厚ぼったい人工的な二重になる。

②眉毛下皮膚切除(上眼瞼リフト):メリットとして、厚い皮膚を切除できるため、自然な仕上がりになる。デメリットとして、一重の方は、術後も一重のまま。眼窩脂肪切除や挙筋前転は併施できない。

上記の2つの術式の具体的なデザインや手術動画を解説いたしました。

2019年10月28日 執筆著書

眼疾患アトラスシリーズ  外眼部アトラス

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「加齢性眼瞼下垂」

林 憲吾

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外眼部の100種類以上のあらゆる疾患を網羅したカラーアトラスです。

今回、眼瞼疾患のパートで、加齢性眼瞼下垂について、解説を担当させて頂きました。

下垂の程度によって、3段階に分類されます。軽度(上まぶたが瞳孔上縁にかかる程度:MRD=2.0~3.5mm)、中等度(上まぶたが瞳孔中央付近:MRD=0~1.5mm)、重度(上まぶたが瞳孔中央を越えて下垂している:MRD<0mm)に分類できます。

眼窩脂肪が多い眼瞼下垂や、逆に脂肪が少ないSunken eyeとよばれる上眼窩の凹み、特に緑内障に対するプロスタグランジン関連点眼による上眼瞼溝深化(DUES:Deepening of upper eyelid sulus)を伴う眼瞼下垂もあります。

外眼部所見、確定診断に必要な検査、鑑別すべき疾患、治療方針について、解説させて頂きました。

 

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