2021年05月16日 国内学会発表・講演
第8回 日本眼形成再建外科学会
詳細情報
コメント
Web開催となりました眼形成学会ですが、
今回は、6名の演者によるそれぞれの眼瞼下垂手術について、討論する企画に参加させていただきました。
私の主な眼瞼下垂手術(挙筋前転法)の術式として習得した順番として、①挙筋腱膜前転、②挙筋短縮術、③ミュラー筋タッキング、④ミュラー筋タッキング+挙筋腱膜前転という流れで現在に至っております。
各術式には、一長一短がありますので、症例に応じて、最適と思われる術式を選択するようにしております。
当院では、軽度な症例に挙筋前転法、中等度以上の症例にミュラー筋タッキングをベースとして、必要に応じて挙筋腱膜前転を術中に追加しております。
今回、ミュラー筋タッキング+挙筋腱膜前転について、私が実感するメリットを含めて、解説させて頂きました。
2021年02月12日 国内学会発表・講演
第44回 日本眼科手術学会 教育セミナー
詳細情報
教育セミナー 眼瞼手術
「眼瞼内反・睫毛乱生」
林 憲吾
今年の眼科手術学会は、臨床眼科学会と同様にWEB開催となりましたので
音声付きのスライドをオンデマンドで視聴するシステムとなりました。
逆さまつげにも様々なパターンがありますが
今回は、加齢による下まぶたのゆるみによっておこる内反症について解説いたしました。
通常、縦方向と横方向のゆるみを確認して、治療方法を検討いたします。
皮膚を切る手術が多く施行されておりますが、手術時間と侵襲が大きいことが問題点です。
当院では、加齢による逆さまつげは、まず埋没法を第一選択としています。
過去の800例の下眼瞼埋没法の経験(2021年1月の時点)から、どのように埋没法を使い分けるのか
また、埋没法のみでは、矯正不足な場合の追加手術について解説いたしました。