筆頭和論文

筆頭和論文をご紹介します。

3 / 3123

2011年06月29日 筆頭和論文

日本眼科学会雑誌

詳細情報

退行性下眼瞼内反症に対する水平方向の広範囲な埋没法

林 憲吾, 大野 京子, 森山 無価, 林 和歌子, 望月 學

日本眼科学会雑誌 115:529―534, 2011.

コメント

退行性下眼瞼内反症(いわゆる老人性の下まぶたの逆さまつげ)は、垂直方向と水平方向の弛緩(ゆるみ)が原因と言われています。治療法として、従来の埋没縫合法は数か所、垂直方向のみ矯正するもので、再発率が比較的高いとされています。そこで、垂直方向と水平方向を短縮するように広範囲に通糸する新しい埋没法(Wide everting suture)を考案し、その41例の成績を検討したところ、再発率も少なく(1年で約7%)、簡便で有用な術式であることを報告いたしました。

2005年02月01日 筆頭和論文

日本眼科紀要

詳細情報

両側に圧迫性視神経症を示した甲状腺機能正常型Graves病の一例

林 憲吾,清澤 源弘,森 浩士,望月 學

日本眼科紀要 56:147-150, 2005.

コメント

若年性の急性の両側圧迫性視神経症の症例を報告しました。自己抗体を検査した結果、甲状腺ホルモン値が正常な甲状腺眼症(euthyoid Graves' disease)であることが判明し、ステロイドパルスで急速に治癒した症例でした。

3 / 3123

HOME

HOME