最新の院外活動

2011年06月29日 筆頭和論文

日本眼科学会雑誌

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退行性下眼瞼内反症に対する水平方向の広範囲な埋没法

林 憲吾, 大野 京子, 森山 無価, 林 和歌子, 望月 學

日本眼科学会雑誌 115:529―534, 2011.

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退行性下眼瞼内反症(いわゆる老人性の下まぶたの逆さまつげ)は、垂直方向と水平方向の弛緩(ゆるみ)が原因と言われています。治療法として、従来の埋没縫合法は数か所、垂直方向のみ矯正するもので、再発率が比較的高いとされています。そこで、垂直方向と水平方向を短縮するように広範囲に通糸する新しい埋没法(Wide everting suture)を考案し、その41例の成績を検討したところ、再発率も少なく(1年で約7%)、簡便で有用な術式であることを報告いたしました。

2011年06月26日 国内学会発表・講演

第29回日本眼腫瘍学会

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眼瞼・眼窩苺状血管腫の2例

林 憲吾・嘉鳥信忠・板倉秀記・上田幸典

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乳児血管腫(いわゆる苺状血管腫)は、出生時から生後6ヶ月頃まで拡大して、1歳頃から縮小し、小学生入学する頃には消失することが一般的です。しかし、眼の周りに生まれつき巨大な乳児血管腫がある場合、弱視になる場合があります。近年、この血管腫に不整脈の治療薬プロプラノロール(β-ブロッカー)が有用であることが報告されています。外科的に摘出することは非常に困難ですが、その2例の臨床経過について報告しました。

2011年01月29日 筆頭英語論文

American Journal of Ophthalmology

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Long-term Results of Photodynamic Therapy for Choroidal Neovascularization in Japanese Patients with Pathological Myopia.

Hayashi K, Ohno-Matsui K, Shimada N, Moriyama M, Kojima A, Hayashi W, Yasuzumi K, Nagaoka N, Saka N, Yoshida T, Tokoro T, Mochizuki M.

Am J Ophthalmol. 151:137-147, 2011.

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近視性脈絡膜新生血管(CNV)に対して、光線力学療法(PDT)を施行した症例の4年の長期経過のデータを解析し、報告しました。全体では、4年間を通じて、視力は有意な変化はなく、維持という結果でした。CNVの位置別に分けると、中心窩外(中央視野に相当する網膜の中央部以外)のCNVでは4年後視力は維持していましたが、中心窩(中央視野に相当する網膜の中心部)のCNVでは4年後の視力は有意に低下していました。

 

2010年11月12日 国内学会発表・講演

第64回 日本臨床眼科学会

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退行性下眼瞼内反症に対する水平方向の広範囲な埋没法の治療成績

林 憲吾・大野京子・森山無価・林 和歌子・ 望月 學

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退行性下眼瞼内反症(いわゆる老人性の下まぶたの逆さまつげ)は、垂直方向と水平方向の弛緩(ゆるみ)が原因と言われています。治療法として、従来の埋没縫合法は数か所、垂直方向のみ矯正するもので、再発率が比較的高いとされています。そこで、垂直方向と水平方向を短縮するように広範囲に通糸する新しい埋没法(Wide everting suture)を考案し、その41例の成績を検討したところ、再発率も少なく(1年で約7%)、簡便で有用な術式であることを報告いたしました。

2010年11月11日 国内学会発表・講演

第64回 日本臨床眼科学会 

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日本強度近視眼底研究会

近視性脈絡膜新生血管に対するPDTとベバシズマブ硝子体注入の治療成績

林 憲吾・大野京子・島田典明 ・森山無価・宮澤 有里子・林 和歌子・ 所敬・ 望月 學

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近視性脈絡膜新生血管(CNV)に対する光線力学療法(PDT)43眼、ベバシズマブ(アバスチン)硝子体注射(IVB)治療75眼の2年後の成績をCNVの位置を中心窩下(中心視野に相当する網膜の中央部)と中心窩下以外(網膜の中央部以外)に分け、さらに網脈絡膜萎縮の発生、拡大の影響を比較検討しました。その結果、PDTではCNVの位置に関わらず視力は維持程度であり、IVBでは中心窩下以外のCNVでは視力は改善しましたが、中心窩下のCNVは視力は維持程度でした。両群とも中心窩下CNVでは高率に広範囲に萎縮が発生したため、今後このタイプのCNVに対しては新しい治療法を模索する必要があることを報告しました。

2010年08月29日 筆頭英語論文

Ophthalmology

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Long-term Pattern of Progression of Myopic Maculopathy A Natural History Study.

Hayashi K, Ohno-Matsui K, Shimada N, Moriyama M, Kojima A, Hayashi W, Yasuzumi K, Nagaoka N, Saka N, Yoshida T, Tokoro T, Mochizuki M.

Ophthalmology. 117:1595-1611, 2010.

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東京医科歯科大学眼科の強度近視外来で5年以上、経過観察可能であった強度近視の429名806眼のデータから各病変から進行がみられた頻度、各進行パターン、視力予後について検討し、強度近視の新しい眼底進行分類を報告しました。平均経過観察期間13年で、40%の症例で何らかの眼底進行がみられました。強度近視の最初の眼底所見である紋理眼底から病変が進行する割合は少ないのですが、びまん性萎縮や限局性萎縮など何らかの病変があると、その後は加速的に病変が進行することがわかりました。さらに、後部ぶどう腫という眼球の変化があると、有意に病変進行することがわかりました。

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