最新の院外活動

2017年10月25日 国内学会発表・講演

第4回アルコン学術講演会 横浜

詳細情報

特別講演「眼瞼下垂に対する2つの術式:挙筋腱膜前転法とミューラー筋タッキングの比較」

林 憲吾  

無題 スライド1

コメント

眼表面をテーマとした横浜の学術講演会で、

「眼瞼下垂に対する2つの術式」という題名で講演させて頂く機会を頂きました。

今回は、挙筋腱膜前転法とミュラー筋タッキングの2つの術式について、

具体的な手術方法と手術後の経過の違いについて、解説いたしました。

特に術後のドライアイと開瞼幅の変化について

当院の直近1年間で術後3か月以上経過観察可能であった

235名443眼瞼から得られたデータを元に解説いたしました。

 

2017年10月15日 国内学会発表・講演

第71回 日本臨床眼科学会 東京 

詳細情報

インストラクションコース 「眼形成の基本 vol.15」

眼瞼下垂 挙筋腱膜前転法

林 憲吾

IMG_9653

2017 10月 臨床眼科 インスト 腱膜 2017.10.14

コメント

今年のインストラクションコース(眼形成の基本)は、6人の演者で様々な眼瞼下垂の手術を解説する内容で、私は挙筋腱膜前転法を担当させて頂きました。

挙筋腱膜は、しっかりとした固い線維で、この腱膜を前転固定する術式は、海外でも眼科や形成外科で広く行われている一般的な術式です。

当院の昨年のデータですが、術前から術後3か月までの開瞼の状態を調査したところ、術後1週間から術後1か月、術後3か月と術後の腫れが軽減するとともに、徐々に開瞼が大きくなる傾向がありました。

腱膜前転では、比較的ぱっちりとした大きめな開瞼状態で落ち着く一方、術後早期は一時的にドライアイになる頻度が高いことを解説いたしました。

 

2017年09月08日 国内学会発表・講演

第2回 ESG (外眼部手術勉強会) 横浜

詳細情報

教育講演「眼瞼下垂手術とドライアイ」

林 憲吾

2017 9月 ESG 下垂術後のSPK 2017.8 見てもらう用

2

 

コメント

神奈川県内で外眼部(斜視や眼形成)の分野を専門とした眼科医や形成外科医の勉強会を行っております。

今回は、眼形成がテーマで、私から「眼瞼下垂手術とドライアイ」という題名で、講演させて頂きました。

挙筋腱膜の前転法では、中等度~重度の眼瞼下垂に、挙筋腱膜の大幅な前転を行うと、術後1か月程度は、角膜上皮障害がおこることを頻繁に経験してまいりました。

一方、ミュラー筋タッキングで、中等度~重度の眼瞼下垂に、10~12mmのタッキングを行った場合、術後早期から、角膜上皮障害を全く来さないことが多く、この差について、非常に興味深いと日々の診療で感じておりました。

今回、当院での1年間のデータから両者のドライアイの程度(フルオレセインスコアで定量)と出現頻度(有無の定性)について検討しましたので、その結果を含めて、眼瞼下垂とドライアイについて解説いたしました。

 

 

 

 

2017年09月02日 国内学会発表・講演

鹿児島 眼形成 勉強会

詳細情報

特別講演 

「逆さまつげと涙目の手術パターン」

林 憲吾

IMG_2024

図1

コメント

鹿児島で講演させて頂く機会を頂きました。

今回は、加齢による逆さまつげに対する2種類の埋没法と

涙道治療(新しいレーザー涙嚢鼻腔吻合術)などについて解説させて頂きました。

 

2017年06月09日 国内学会発表・講演

第10回 神奈川歯科大横浜眼科診々連携の会

詳細情報

「眼瞼手術 ~下垂と内反の手術パターン~」

林 憲吾

2017  神奈川歯科大 眼瞼下垂 2017.5.31 2017  神奈川歯科大 眼瞼下垂 2017.5.312

コメント

神奈川歯科大学附属横浜クリニック眼科の連携会で、眼瞼手術について、講演させて頂く機会を頂きました。

今回は、眼瞼下垂の手術として、挙筋腱膜前転とミュラー筋タッキングの具体的な手術動画を含めて、両者の比較について解説いたしました。また、逆さまつげの中でも加齢によっておこる眼瞼内反に対する手術として、2種類の埋没法についても、解説いたしました。

2017年06月03日 国内学会発表・講演

第5回 日本眼形成再建外科学会

詳細情報

「経涙小管レーザー涙嚢鼻腔吻合術(レーザーDCR)の短期治療成績」

林 憲吾

レーザーDCR 眼形成学会 2017.4.12

コメント

涙道閉塞による流涙は、まず涙道内視鏡で閉塞部位を確認して、涙管チューブを挿入することが第一選択です。この涙管チューブで完治する症例は、長期的にみると約7~8割という印象です。

特に強度な鼻涙管の場合、涙管チューブ挿入後に再閉塞することがあります。そのような場合、次の一手として、涙嚢鼻腔吻合術(DCR)が必要となります。

DCRにもいくつか方法があります。当院の方針として、成功率の高いDCR鼻内法(全身麻酔)と低侵襲なレーザーDCR(局所麻酔)のどちらかを患者様に選択して頂いております。全身麻酔でのDCR鼻内法は、再閉塞することは非常にまれです。レーザーDCRは、作成できる吻合孔が小さいため、再閉塞の可能性があります。今回、当院での術後1年の手術成績を発表しました。過去の既報と同様にレーザーDCRの成功率は長期的にみるとおよそ70%くらいになると思われます。

 

HOME

HOME