最新の院外活動

2012年04月29日 筆頭英語論文

RETINA

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Two-year outcomes of intravitreal bevacizumab for choroidal neovascularization in Japanese patients with pathological myopia.

Hayashi K, Ohno-Matsui K, Shimada N, Moriyama M, Hayashi W, Tokoro T, Mochizuki M.

RETINA. 32:687-695, 2012

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近視性脈絡膜新生血管(CNV)に対して、ベバシズマブ(アバスチン)硝子体注射(IVB)を施行し、2年以上経過を観察できら69名75眼のデータから、IVBでは中心窩下以外(網膜の中央視野に相当する中心部以外)のCNVでは視力は改善しますが、中心窩下(網膜の中央視野に相当する中心部)のCNVは視力は維持程度であることがわかりました。今後このタイプのCNVに対しては新しい治療法を模索する必要があることを報告しました。

2012年02月04日 国内学会発表・講演

第23回 眼瞼・義眼床手術研究会 

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大腿筋膜による前頭筋つり上げ術後に兎眼と眼瞼内反を来した3例

林 憲吾・嘉鳥信忠・板倉秀記・上田幸典

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前頭筋吊り上げ術で使用する吊り上げ材料として、国内外で最も一般的なのは大腿筋膜ですが、その術後に筋膜拘縮がおこることが知られています。長期合併症として、筋膜の拘縮により過矯正となり、兎眼(目が閉じれない)と内反症(逆さまつげ)が見られた症例を報告しました。

2012年01月28日 国内学会発表・講演

第33回 日本眼科手術学会総会

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先天性眼瞼下垂症に対する前頭筋吊り上げ術の材料による再発率の比較

林 憲吾・嘉鳥信忠・板倉秀記・上田幸典

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ナイロン糸を使用した吊り上げ術とゴアテックスシートを使用した吊り上げ術の手術動画とその術後の再発率の比較について報告しました。

2012年01月27日 執筆著書

専門医のための眼科診療クオリファイ  眼付属器疾患とその病理

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眼窩腫瘍の診断 p250~254

林 憲吾・嘉鳥信忠

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眼球の周りの腫瘍(眼窩腫瘍)を疑う所見として、まぶたが腫れる(眼瞼腫脹)・目が出てきた(眼球突出)・物がダブって見える(眼球運動障害、複視)などがあります。そのような場合、CTやMRI等の画像診断に必要となります。画像から良性か悪性か見分けるためのポイントと、手術を含めた治療方針について解説しています。

 

2011年12月29日 筆頭和論文

あたらしい眼科

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 外科的に摘出した眼瞼・眼窩乳児血管腫の2

林 憲吾,嘉鳥信忠,板倉秀記,上田幸典

あたらしい眼科 28:1747-1752, 2011.

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乳児血管腫(いわゆる苺状血管腫)は、出生時から生後6ヶ月頃まで拡大して、1歳頃から縮小し、小学生入学する頃には消失することが一般的です。しかし、眼の周りに生まれつき巨大な乳児血管腫がある場合、弱視になる場合があります。近年、この血管腫に不整脈の治療薬プロプラノロール(β-ブロッカー)が有用であることが報告されています。外科的に摘出することは非常に困難ですが、その2例の術後経過について報告しました。

2011年10月29日 国内学会発表・講演

第26回 眼窩疾患シンポジウム 

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眼窩蜂窩織炎後の眼瞼部感染による下眼瞼欠損に対する正中前額皮弁 による再建の1例

林 憲吾・嘉鳥信忠・板倉秀記・上田幸典

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劇症型A群β溶連菌感染症に伴う壊死性筋膜炎によるものと思われる下眼瞼欠損に対して、正中前額皮弁での再建が可能であった1例について報告しました。

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