国内学会発表・講演

国内学会での発表・講演をご紹介します。

2018年07月19日 国内学会発表・講演

第7回 日本涙液・涙道学会  新宿

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シンポジウム 涙嚢鼻腔吻合術(DCR)

レーザーDCR 涙道学会 2108.7.14

図1 IMG_2373

レーザーDCR

林 憲吾

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DCRについてのシンポジウムを一部担当させて頂きました。

レーザーを用いたDCRは、短時間で局所麻酔で施行可能ですが、

作成できる吻合孔が小さいため、再閉塞しないための工夫が必要です。

レーザーDCRで、再閉塞する例は、ステントを抜去した数か月以内に多く、

ステントを抜去し、3か月後にある程度の大きさの吻合孔ができている症例は、

その後も一定の吻合孔が維持できることが多いことなど、

術後の傾向について解説しました。

2018年06月03日 国内学会発表・講演

第6回 日本眼形成再建外科学会 

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シンポジウム:開業医における日帰り局麻眼形成手術:DCR鼻内法

林 憲吾

IMG_0062 レーザーDCR 涙道学会 2108.1.26.

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当院のレーザーDCRの短期成績(2年)の成績は、

海外の報告とほぼ同等の80%程度であることをふまえ

レーザーDCRのメリット・デメリットを解説いたしました。

2018年05月27日 国内学会発表・講演

第10回 神奈川眼科学会 横浜

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「眼瞼下垂に対する挙筋腱膜前転法とミュラー筋タッキングの術後ドライアイの比較」

林 憲吾

図1 図2

2018年 眼形成学会 Apo と ミュラー 比較 2018.5.4.  7分

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当院では2016年まで挙筋腱膜前転を中心に施行してまいりました。

2017年からミュラー筋タッキングを本格的に導入しました。

両者の特徴と、術後のドライアイについて、発表しました。

2018年02月01日 国内学会発表・講演

第41回 眼科手術学会 京都

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シンポジウム「レーザーDCRの適応・手技・合併症」

林 憲吾

1 3

 

インストラクションコース「眼瞼下垂手術 オーダーメイドを目指して」

林 憲吾

9 (2) 2018 手術学会討論 2018.1.24.

2018 手術学会討論 2018.1.24.

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 レーザーDCRのシンポジウム:

半導体レーザーを用いた局所麻酔の涙嚢鼻腔吻合術は、

短時間で出血も少なく、日帰りで施行可能な新しい手術です。

ただ、レーザーで作成できる吻合孔は1cm弱と小さいため、再閉塞する例もあり、

短期成績(1~2年)としては、既報と同様に80%程度です。

手術手技と再閉塞時の対応などを手術動画で解説いたしました。

 

眼瞼下垂のインストラクションコース:

今回のインストラクションでは、挙筋腱膜前転法を担当させて頂きました。

当院では、軽度の眼瞼下垂には、左右差を合わせやすいため、挙筋腱膜前転法を適応しております。

通常の腱膜前転と、最小限の腱膜前転について、動画で解説いたしました。

今回のセッションは、討論時間を40分とし、

オーダーメイド眼瞼下垂のための6項目の質問を用意し、

4名の演者に各項目について、意見を交わしました。

 

2017年10月25日 国内学会発表・講演

第4回アルコン学術講演会 横浜

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特別講演「眼瞼下垂に対する2つの術式:挙筋腱膜前転法とミューラー筋タッキングの比較」

林 憲吾  

無題 スライド1

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眼表面をテーマとした横浜の学術講演会で、

「眼瞼下垂に対する2つの術式」という題名で講演させて頂く機会を頂きました。

今回は、挙筋腱膜前転法とミュラー筋タッキングの2つの術式について、

具体的な手術方法と手術後の経過の違いについて、解説いたしました。

特に術後のドライアイと開瞼幅の変化について

当院の直近1年間で術後3か月以上経過観察可能であった

235名443眼瞼から得られたデータを元に解説いたしました。

 

2017年10月15日 国内学会発表・講演

第71回 日本臨床眼科学会 東京 

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インストラクションコース 「眼形成の基本 vol.15」

眼瞼下垂 挙筋腱膜前転法

林 憲吾

IMG_9653

2017 10月 臨床眼科 インスト 腱膜 2017.10.14

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今年のインストラクションコース(眼形成の基本)は、6人の演者で様々な眼瞼下垂の手術を解説する内容で、私は挙筋腱膜前転法を担当させて頂きました。

挙筋腱膜は、しっかりとした固い線維で、この腱膜を前転固定する術式は、海外でも眼科や形成外科で広く行われている一般的な術式です。

当院の昨年のデータですが、術前から術後3か月までの開瞼の状態を調査したところ、術後1週間から術後1か月、術後3か月と術後の腫れが軽減するとともに、徐々に開瞼が大きくなる傾向がありました。

腱膜前転では、比較的ぱっちりとした大きめな開瞼状態で落ち着く一方、術後早期は一時的にドライアイになる頻度が高いことを解説いたしました。

 

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